HOME*Marie Mercié マリー・メルシエ(帽子)

EUROPE HOUSE フランス職人館

Europe House 工房

工房イメージシックなことで知られるパリ6区、サン・シュルピス通り23番地のマリー・メルシエのブティックはガラス越しに覗いても、ドキッとするほど刺激的です。 ピンクのシルクハット、クッションくらいありそうな大きなビロードのベレー、コーヒーカップと読みかけの本が付いた黒いキャプリーヌ、アビシニアン、黒猫、北欧伝説のエルフ、食虫植物、サングラスをかけてすまし顔のストローハット。一見過激!と思われる作品も被ってみると実にシック。

なによりも上品なのです。限りなく膨らむ想像の世界を知的にまとめる見事さはマリー・メルシエの腕のみせどころ。「帽子に新しい表現を与えた」と絶賛される所以です。フランスの若いクリエーターたちに影響を与え続けるマリー・ メルシエ。先日訪れた工房には若い日本男性の職人さんの姿がありました。
アンソニー・ペトという最良のビジネス・パートナーを得て、これからも私たちにショックを与え続けて欲しいものです。
パリにいらしたら是非お立ち寄りください。サン・シュルピス教会を右手に見ながら、同じ名前の通りに沿って、サン・ローラン リヴゴーシュやラクロワのブティックからも近いところです。11時開店です。

作品

マリー・メルシエの作品を素材で区別するとフェルト製の帽子とパイユと呼ばれるストロー製のものに大別されます。デザインはオートクチュール向けのシックな作品から、オブジェとして語られる斬新なもの、格調高い礼装用、そして楽しい日常使いまで。

これからマリー・メルシエの作品を少しずつお目にかけます。ショールームにもお出かけください。実際に触れて、試して、遊んでいただく、そのためのショールームですから。

作品
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