パステルができるまで

パステルは、粉末状の顔料にスティックの形状を保てるように結合剤を加えて作ります。ロシェのパステルは、結合剤の分量を極力抑えて作るため、顔料の鮮やかさを最大限に発揮することができます。

• 最初の工程は、色を創るため顔料を調合する作業です。
  
• 顔料を混ぜ合わせ、水と結合剤を加えて、ペースト状に捏ねます。色の濃淡を表現する白も同様に作ります。
  
• 色見本と照らし合わせながら、最も濃い色に少しずつ白色を加えて、9種類の濃淡を作ります
  
• 余分な水分を抜き、ある程度の堅さになったものをちぎって、小さく丸め、重さを量ります。
  
  板を使って転がしながら、スティックの形に整え、両端を切りそろえて長さを調整します。
  
• ロシェのパステルの商標である“ROC”の文字を1本ずつ刻印します。
  
• 色番号を記した薄紙で1本ずつ巻き、パステルが出来上がります。